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2009年11月18日

出展作家紹介: NAP 公開会議 vol.2+プレ展覧会 in CASO

12月『出会い 作品と批評』をテーマに第2 回プレイベントが開催されます。
先日の会議で出展される作家さんが決定いたしました。
出展作家紹介


プレイベントにぜひお越しください。

イベント名:NAP 公開会議vol.2 + プレ展覧会
イベントテーマ:『出会い 作品と批評』
展覧会会期:2009年12月1日(火)〜6日(日) 11:00〜19:00(最終日 〜17:00)
公開会議:12月5日(土) 16:00〜19:00(15:30より出展作家パフォーマンス)
会場 : 海岸通ギャラリー CASO



審査の過程に立ち会うということは、貴重な経験であり勉強になりました。そして重いものでもありました。

posted by 実行委員会 サトウアヤコ at 21:46| Comment(0) | 奈良アートプロムについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

こんなん作ってみました2

東京の秋の行楽シリーズ第2弾は、
印刷といえば紙

というわけで、埼玉との県境にある東京都北区王子の、
飛鳥山のふもとにある、紙の博物館に行って参りました。
飛鳥山は8代将軍吉宗が作った桜の名所。
春になると行楽客でにぎわいます。

ML_TS360025.JPG
春にはここが一面桜色に

また、東京都内で唯一残る路面電車の都電荒川線が走り、
お手軽に行楽気分を味わえます。

ML_TS360024.JPG
庶民の足としても健在の路面電車

ところで、なぜこんなところに紙の博物館があるのでしょうか
そのヒントは地名にあります。
王子と聞いてピンと来た人、かなりの文具マニアですよ!

アピカやジャポニカといった学習用ノートの紙の製造元が
王子製紙という名前なんです。
王子製紙は、日本で初めて作られた製紙会社。
紙の生産には大量の水が得られることと、
原料を運ぶ水運の発達していることが条件でした。
それを満たしていたのが、ここ王子だったのです。
その後、王子製紙は北海道に工場を移すのですが、
発祥の地である王子には、紙の博物館が作られました。

週末には紙すき教室が開かれ、手すきのハガキを作ることができます。
TS360034.JPG


紙の仕組みは、植物の繊維を水に溶かした物を、
木枠に流し込み、水分をきって、乾かします。
すると、その繊維同士がくっついて紙ができあがります。
材料や大量生産技術が開発されても、
紙が発明されたころからその原理は変わっていません。

ML_TS360028.JPG
いろんなすかしが入れられる木枠

今回開催されていたのは、「手漉き和紙の今」という企画展。
日本全国にある手透き和紙をあつめると、全部1000種類以上あるとのこと。
その1部が、展示されていました。

手漉き和紙の技術は、機械化と洋紙によって廃れていきました。
中には、集落で一軒だけ残った紙漉きの家が守ってきた技術というのもあるそうです。
一口に紙と言っても、原料や漉き方によってまったくちがいます。
透けるように薄い和紙から、
傘や紙衣(紙で作った着物)がつくれるくらい丈夫な物、
金箔を入れて豪華にしたものや、中には泥を混ぜて
色の変化をつけたものまでさまざまです。

改めて紙の世界の奥深さを知りました。

紙の博物館
http://www.papermuseum.jp/



posted by 実行委員会 オオタ at 01:45| Comment(0) | 【連載】 東京だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

こんなん作ってみました

ですね。
気づかないうちに夏が終わって、秋になっても暑いので、
今年は気づかないうちに冬になってしまいそうです。
せめて気分だけでも秋らしくしたいなぁ・・・
ということで、


秋といえば、文化!
文化といえば、秋!


と強引に、秋の文化活動にふさわしい施設を紹介したいと思います。

今回行って参りましたのは、
飯田橋にある印刷博物館。
ここを運営するのは印刷会社のトッパン。
さすが印刷会社の施設だけあって、資料がハンパありません!

世界最古の印刷物と言われる百万塔陀羅尼
活版印刷の最初と言われるグーテンベルグの聖書
浮世絵やリトグラフなど東西の版画の技法や道具。
活字や電算写植などの印刷技術の発達まで。
印刷に関するありとあらゆることが展示されています。
その中でもオススメは、「印刷の家」
ここでは実際に活版印刷体験ができるのです!

今はDTPですが、30年ほど前までは活版印刷が主流。
確かに昔の本って、触ると、ページがでこぼこしていましたよね。
活版印刷の特徴は、一つのページが一枚の板ではなく、
ばらばらの活字の組み合わせによってできていること。
そのため、工程が主に3つに分かれています。

まずは、ばらばらの活字を活字ケースの中から、原稿通りに活字を選ぶ「文選」。
次に、原稿通りに活字並べる「植字」。
最後に完成した版にインクを載せて紙に刷る「印刷」です。

活字ケースには、ひらがな、カタカナ、漢字、句読点や?や!といった記号が、
文字ごとに並べられています。
こんなたくさんの活字を、どうやって区別していたのか不思議になります。

職人さんはすべての場所を暗記していたんですって!
なんと、ひとつの文字を選ぶのに3秒程度。
そのため、触るだけで上下がわかるように、
活字の下になる部分には、溝が彫られています。

活字は、鉛やすずといった金属でできているせいでしょうか。
大きさは親指の長さもないくらいなのに、ずしりと重みを感じます。
一ページ分の活字をケースに詰めると、2キロくらい
ちょっとしたダンベル代わりになるくらいの重さです。
これを持つと、情報というあやふやな実体のないものが、
物体になると、こんなにあるんだ!とびっくりします。

そうやって選んだ活字に、今度は原稿の指定通りの空きや余白を入れて、
体裁を整えていきます。
このときに使うのは、インテルという板。
活字よりも背が低いので、この部分にはインクが載らず、印刷されません。
1ミリくらいの薄いものから、2センチくらいの分厚いものまで。
これをケースにぴっちりとおさまるように詰めるのが
職人さんの腕の見せ所だそうです。

そうしていよいよ印刷です。
今回使用したのは、レバーを下に押すと、
セットした活字に自動的にインクがついて、
印刷できるという、簡単な機械でした。
ぐっとレバーを引くと、活字が紙に押し付けられる手応え

印刷された紙を見ると、その部分が少しへこんでいます。
物を作っているという実感を得られる瞬間です。

TS360022.JPG


そうして完成したのは、N.A.P.ロゴ入りコースター。
体験コースの内容は、季節ごとに変わるそうです。
みなさんも東京にお越しの際は、
一度体験してみてはいかがでしょうか?


印刷博物館
http://www.printing-museum.org/index.html



posted by 実行委員会 オオタ at 09:44| Comment(5) | 【連載】 東京だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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