最近の記事

2010年08月15日

燈花会の灯りに

某有名ギャラリーの展覧会クロージングパーティーの後、みんなで最終日の燈花会を観にぞろぞろと移動。
燈花会(とうかえ と読みます)は、奈良の夏の一大イベント。
奈良の夜の景色と、
たくさんのろうそくの灯りが醸し出す独特の雰囲気が神秘的。
このイベントを目当てに、全国から観光客がたくさん来られます。

なら燈花会HP
http://www.toukae.jp/index.html
 


奈良の観光というとお寺巡りなどが主で、
昼にまわるコースになりがち。
燈花会というイベントがうまれるまで、
こんなに夜にぞろぞろ人が歩いている光景って、
奈良にはなかったような気がします。

夏の夜の散策っていーなー。

日も落ちて涼しい… なんてことは無く、
燈花会を観る人、人、人。 人の波で暑さむんむん。

この夏がすぎたら
あっというまにNAP本番会期が始まるんだな…。


〔そういえば去年もみんなで観に来たなあ。
 ずっと奈良に住んでいるのに初めて観てすごくきれいで、
 めっちゃ大感激したなあ。〕

と、大みそかでもないこの真夏に
思わずこの一年をふりかえってしまいました。

あのとき、夜店の焼きソバ食べようとしたら寄ってきた鹿がこわくてねぇ…。 ← リアルに回想中

この一年のNAP、いろいろありました。これからまだいろいろあると思いますが
夏は燈花会と言われるように
秋はNAPとなりますように。
ゆらゆら揺れるろうそくの灯りにお願い。


みんなと別れて一人の帰り道、なんちゃってロマンチックな散策でした。




posted by 実行委員会 machi/ at 01:02| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月03日

奈良 燈花会にさきがけて

http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1278732994768&SiteID=0000000000000&FP=toppage


奈良では灯りのイベント燈花会が8月の風物詩になっております。

それに先駆けて、「全国光とあかり祭in奈良」が開催されています。
「全国あかりサミット」の4回目だそうです。
全国の灯りのイベントを旅行せずとも味わえるチャンスです。

明日までです!
奈良燈花会にギリギリ間に合わなかった人
ぜひこちらを見て帰ってください。

5日からはいよいよ燈花会も始まります!(〜8/14)

posted by 実行委員会 ムラタ at 19:46| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

いらなくなった鯉のぼりを探しています

お宅にいらなくなった鯉のぼりはありませんか?


探しているのは、奥明日香にある柏森(かやのもり)という集落の人たち。
過疎化に歯止めがかからず、集落に子どもの数はわずか2名。
毎年鯉のぼりをたてて、子どもを増やそうとしており、
各ご家庭でいらなくなった鯉のぼりを集めているそうです。


柏森は2011年秋に公開される河瀬直美監督の新作
『朱花(はねず)の月』
の舞台でもあります。

観光化されておらず昔ながらの風景が残る柏森の地は、
監督だけでなく役者さんも魅了されてしまったほど。
そんな土地の空に泳ぐ鯉のぼりは、さぞかし美しいことでしょう。

あなたの鯉のぼりを万葉のふるさとの空に泳がせてみませんか。


文末に河瀬さんと柏森のみなさんからのメッセージをご紹介しますので、
お心あたりのある方はご一報を。

ところで河瀬さんといえば、2010年8月に初めて開かれる
なら国際映画祭2010の発案者でもあります。

奈良を舞台にした作品を多く撮り、
カンヌ賞を受賞したことでもよく知られています。
ふるさと奈良を映画で活気づけよう
としたことがきっかけだそうです。
美術と映画とジャンルは違いますが、
文化で奈良を盛り上げるという点では、
NAPと共通する点があるかもしれませんね。


以下転載

_MG2_4996.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは
かわせなおみです。

さて、過日クランクアップしました新作「朱花の月」のメインロケ地、奥明日香・栢森より
以下のようなメッセージをいただきました。
栢森は日本の美しさをいま現在体感できる希少な土地です。
そんな土地へのみなさまのお気持ちをいただきたく、ご案内申し上げます。
今は、紫陽花の青が美しく、皇極天皇が雨乞いをしたという伝説の残る女淵あたりには、
シンとした初夏の気配がただよっています。

*************
日本の故郷、飛鳥の中でもとくに奥明日香・栢森は万葉からの自然が今でも残っているすばらしいところです。
それでも過疎化には歯止めがきかず、現在栢森の子供の数はわずかに2名。
そんな田舎に少しでも子供を増やそうと、今鯉のぼりをたてて、毎年増設をしていっております。
皆さまの家庭で、不要になった鯉のぼりがあれば寄付していただければありがたいです。
そして、万葉の田舎に空高く泳ぐ鯉のぼりを是非見にいらしてください。
村人一同こころより皆様のご来訪をお待ち申し上げます。
                        栢森総代 古川雅章
                               皆巳親重

*************
映画の中でも、しばしば登場するこの鯉のぼり・・・
主人公たちの心情をそのつど表現してくれました。
ご自身やお知り合いの方の子供の成長を見守った鯉のぼりが蔵の中に仕舞われている
というようなことなどなど・・・があれば、何か情報だけでもいいので、一報いただけると助かります。
また、ご自身のブログなどへこの件に関して掲載可能な方も募集しております!

もういちど、新たな命を鯉のぼりに託して、
栢森に吹く古代からの風にそよいでもらう日が来ることを願って・・・
                         かわせなおみ
posted by 実行委員会 オオタ at 01:14| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

「自分の仕事」を考える3日間 奈良県立図書情報館

2010年1月9日から11日に、奈良県立図書情報館で、「自分の仕事」を考える3日間、というフォーラムが開催されます。
フォーラムを企画されている図書情報館の乾さんは、NAPのプレイベントvol.1にゲストとして来てくださった方でもあります。



「自分の仕事」を考える3日間 奈良県立図書情報館


いろいろな仕事をしているゲストが「自分の仕事」について語ってくれるだけではなく、会場の参加者同士の交流が生まれ、考えることができる仕組みになっています。
東京や名古屋、京都からもこのフォーラムに参加するツアーが組まれています。


昨年は人気のある日は事前に定員になってしまっていたので、興味のある方は早めに申し込まれることをおすすめします。


昨年のフォーラムから書籍も生まれています。
弘文堂:自分の仕事を考える3日間 I
Amazon.co.jp: 自分の仕事を考える3日間 I: 西村 佳哲, nakaban: 本


フォーラムのファシリテータの西村さんの本もおすすめです。
Amazon.co.jp: 自分をいかして生きる: 西村佳哲: 本




サトウは9日に参加します。来られる方は会場でお会いしましょう!





posted by 実行委員会 サトウアヤコ at 23:19| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

元興寺地蔵会

 8月23日と24日、ならまちの世界遺産・元興寺で、恒例の地蔵会(じぞうえ)が行われました。いわゆる「地蔵盆」の行事です。

20091008164729

20091008164730

 24日のお昼には、奈良のいろいろな飲食店が出張屋台を出店する「地蔵盆まんぷく供養」がありました。
 夕方になると屋台は閉店し、お坊さんたちによる法要が営まれます。真言律宗のお寺なので、梵語のダラニやマントラが唱えられ、はるかインドやチベットとのつながりを感じさせます。

20091008164731

 法要の後は、石仏や石塔が並ぶ境内の浮図田(ふとでん)での万燈供養。僕が行った日は風が強く、すぐに火が消えてしまうので、スタッフのみなさんが一生懸命火を点けて回ってらっしゃいました。

20091008164736

20091008164734

20091008164735

20091008164737

 それぞれの願いや思いが墨書された素焼きの灯明皿に、炎がゆらめきます。そして夏が終わることを知ります。

20091008164733

20091008164732

20091008164739

 尺八や琴の演奏もあります。涼しい秋の風。

 毎年お邪魔しているのですが、世界遺産の境内で、このような庶民的な情緒溢れる行事が行われていることが何より素晴らしい。元興寺は中世以来、地域の人々の信仰を集めてきたお寺です。境内の収蔵庫には、それを物語る文化財や膨大な民俗史料が保存・展示されています。皇室や藤原氏の庇護のもとで存続してきた東大寺や興福寺のような華々しい大寺とは、また違った価値があります。

 NAP実行委員会のO久保さん(仮名)も、スタッフとして額に汗していらっしゃいましたよ。今年は終わってしまいましたが、来年はどうぞ行ってみて下さい。



中村ケイタロウ
http://home.att.ne.jp/blue/nakamu1973/
posted by 実行委員会 中村ケイタロウ at 19:56| Comment(1) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

奈良で一箱古本市「大門玉手箱」

サトウです。


8月の29日、30日にきたまちの大門市場で一箱古本市が開催されます。


大門玉手箱
日時: 2009年8月29日(土)・30日(日)
    10:00〜17:00頃まで。 

参加「箱主」紹介はこちら。
奈良の古本関係の方やカフェの方が多く参加されるようです。


主催の「ぼちぼち堂」さんは、高畑の南果を会場に開催されたブックイベントで知り合いました。その後押熊のプティ・カフェや高畑のカフェ・リノワ(こちらは行けず…)で期間限定古本屋イベントをされててました。写真を撮られていたので、写真関係の本のセレクトなどが個人的にはヒットでした。


お時間ある方、ぜひのぞいてみてくださいね。


---
サトウアヤコ
http://aykt.seesaa.net/

posted by 実行委員会 サトウアヤコ at 09:35| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

なら燈花会(8/5-14)

今年も燈花会の季節になりました。
個人的に毎年楽しみにしているイベントです。この時期は街もなんとなく華やいでいていい感じです。

なら燈花会

会場マップ

近鉄奈良駅から猿沢池をまわり興福寺をちょっと見て、
一の鳥居から浮見堂経由で浅茅ヶ原まで来たら、
国立博物館方面から駅に戻る
というのが毎年恒例のルートです。
1時間ぐらいです。途中無舗装の道があるので、靴はしっかりしたものの方がいいですよ。


昨年と一昨年の写真です。カメラの扱いに慣れていなかったので一部ぼけぼけですが、ご参考までに。

燈花会2008



燈花会2007






posted by 実行委員会 サトウアヤコ at 13:24| Comment(3) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

ここは「終点の都」

サトウです。
昔から神社や巨石が好きでした。
「奈良の土地の記憶」私も探ってみたいと思います。


中村さんの記事東が奥だと感じているという話は興味深いものでした。

この前から聖地についての本を読んでいます。ちらほら奈良の記述も出てきます。
そこで、閃いたのが「終点の都」。

その昔、神武天皇が高千穂から大和入りしました。
お水取りは、小浜のお水送りのゴールになってます。何か地下のルートがあるらしいとどこかで読んだことがあります。
シルクロードの終点だと言われています。
京都、大阪(難波)からは近鉄の終点。そして阪神なんば線の開通で神戸から見ても終点になっています。

東に抜けない理由になっている、春日山が終点を強く意識させるのかもしれません。


聖地の想像力―なぜ人は聖地をめざすのか (集英社新書)
聖地の想像力―なぜ人は聖地をめざすのか (集英社新書)植島 啓司

おすすめ平均
stars聖地は最初から聖地なのである(^ω^;)(;^ω^)
stars旅のお供の一冊にしたい!
stars著者は本当に聖地をめざしているのでしょうか?
stars聖地とは何かを考える際に
stars聖地の成り立ちって?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




春日大社はもともと、大神神社と同じく山が御神体だったみたいです。
平安時代後期、源義経も鎧兜の奉納に来た春日大社。義経の場合は単に藤原氏の氏神だったからかもしれませんが、当時の人に奈良はどんなイメージの土地だったのか、引き続き調べてみたいです。

王の記憶―王権と都市
王の記憶―王権と都市五味 文彦

新人物往来社 2007-09
売り上げランキング : 436795


Amazonで詳しく見る
by G-Tools






posted by 実行委員会 サトウアヤコ at 00:06| Comment(4) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

紫陽花

画像-0098.jpg

イベントというわけではありませんが
梅雨に突入したところで矢田寺の紫陽花を観にいって来ました。
まだ半分も咲いていなかったかもしれないのですが非常に美しかったです。
とてもきれいでした。印象派の絵画みたいです。

奈良について知らない場所がまだまだあるなぁと思いました。
奈良って海がなくてお寺や神社や山のイメージです。
神秘性というかなんかちょっと内向的というかマニアックなというか
そういうのが奈良らしさというか奈良の精神性というか
そんな気がちょっとしました。曖昧ですいません。

先日のプレイベントの件については非常に残念ですが
本番までに奈良とアートしっかり結びつけていきたいですね。


posted by 実行委員会 ムラタ at 23:03| Comment(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

奈良の冬の風物詩 01

今日は春日大社の若宮おん祭のハイライト、
お渡り式とお旅所祭が行われる日です。
猿沢池や春日大社の参道周辺には屋台が立ち並びます。
奈良市の学校の多くは、この日の午後は休みとなり、
町中は子どもからお年寄りまで多くの人出でにぎわいます。

若宮おん祭は、12月15日から18日の4日間にわたって行われます。
その歴史は古く、1136年に関白の藤原忠通によって
五穀豊穣を祈って始められました。
15日は餅飯殿通にある大宿所で大宿所祭、
16日は若宮神社で宵宮祭が行われます。
そしていよいよ祭が盛り上がるのは17日の深夜、
遷幸(せんこう)の儀からです。

春日大社の横にある若宮神社から、
春日大社の参道脇にあるお旅所までご神体が移されます。
その間、ご神様を見ることも触れることも許されません。
儀式の間は明かりが消され、おしゃべりや写真撮影ももちろん禁止。
あたりは暗闇と静寂に包まれます。
その中をご神体と、ご神体を囲んだ神主たちが
地の底から響くような声を出しながらやってきます。
12月の深夜の身がちぎれるような寒さも、荘厳な雰囲気を盛り上げます。
ご神体が目の前を通りかかると、思わず頭を垂れてしまうほどです。

さて、そんな荘厳さとは対照的に、昼間は町中がお祭りムードでいっぱいです。
正午から行われるお渡り式では、時代行列が町中を練り歩きます。
この時代行列に参加しているのは若宮神に芸能を奉納する人たちの行列です。
お旅所という神様を安置している場所で、
お昼から夜の遅くまで様々な芸能が披露されます。
「神楽」や「田楽」、「舞楽」といった古代や中世から続く古い芸能のオンパレードは、まさに生きた文化財といったところ。
各地から民俗調査の学生さんや写真撮影のカメラマンたちがやってきます。

夜になると、お旅所にはかがり火が焚かれます。
ほの暗い明かりは、テレビや明るい光の中とまったく違った雰囲気を醸し出します。
ときおり火の粉が舞い、舞楽の衣装のきらびやかな刺繍や仮面が
それに照らされて光ります。
雅楽の笛の音は、どこか遠いところから聞こえてくるような気がします。
それらはまるで、時代を越えて響いてくるかのように感じるのです。
そうして、たくさんの芸能が奉納されると、
その日の深夜に行われる還幸(かんこう)の儀で
ご神体は再び元の場所へ戻されます。

このお祭りが終わると、いよいよお正月がやってきます。
posted by 実行委員会 オオタ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

beanに行ってきました

bean03.JPGBean01.jpg

先日ブログでも書きましたが、10月4日と5日、
奈良100年会館でbeanというイベントが開かれました。
イベントの中心は、奈良と家族をテーマに
ドキュメンタリータッチの映画を撮る河瀬直美監督の映画祭。
シンポジウムや奈良町を舞台にした「沙羅双樹」、
カンヌ映画祭で賞をとった「殯の森」などの映画上映会が行われました。
外の広場では「作り手の市」という手作り雑貨や陶器の市と、
奈良の飲食店による屋台が出ていました。

さっそく私も10月5日に行ってきました。
あいにくの雨で、作り手の市の方は閑散としていましたが、
映画祭の方は盛況だったようで、映画が終わったとたん、
こんなに!と思うほどの人の波でした。
高齢の人から若者まで、ファン層の広さに驚きました。
会場では、最新作の「七夜待(ななよまち」の
プロモーションも行われていました。
タイで30歳の女性がタイ式マッサージ師と出会い、
自分を見つめ直す・・・というようなストーリだそうです。
今までないような河瀬監督の新境地に期待ですね。

お目当ての屋台では、沖縄料理、タイ料理、台湾料理・・・。
どれもこれもおいしそうでした☆
いちばんの目玉!?は「羊の丸焼き」。
棒に吊るされた羊が、炭火でこんがりと焼かれていました。
私が行った頃には、羊の残骸と成り果てておりましたが、
表面は炭火でパリパリ、中はジューシーで味はバツグンでした。

写真はロビーで開かれていた、写真家ジュリアバイエルさんの「銭湯」
の展覧会。こちらも、盛況でした。

posted by 実行委員会 オオタ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

奈良の秋の風物詩02 十七夜盆踊り

今日は東大寺で今年最後の盆踊りが開かれています。
盆踊りは夏と相場が決まったものですが、
東大寺の二月堂では、十七夜の盆踊りといって、
9月17日に行われるのです。

どうして17日かというと、二月堂にお祀りされている
観音様の縁日が17日だからだとか。
旧暦の8月17日は「十七夜」と呼ばれ、
観音霊場では法要が行われているそうです。
二月堂でも灯明がともされ、法要が行われます。
下の三月堂や四月堂がある広場では、
櫓が組まれ、江州音頭と河内音頭による盆踊りが行われるそうです。

盆踊りといえば、思い出すのは奈良が生んだ天才漫画家、
楳図かずお先生の『赤ん坊少女』です。
生まれたまま成長しない赤ん坊タマミに、命を狙われる主人公の葉子。
彼女がタマミから逃れるためにやってきたのが、十津川村。
葉子は村人に誘われて、村の盆踊りに参加します。
盆踊りでは踊り手はお面をかぶって踊っています。
葉子は見慣れない子どもの後を追ううち、踊りの輪からはなれてしまいます。
そこで、お面を外した子どもだと思っていたのは、
なんと・・・タマミ!
ギャッ!!恐ろしい!!!

楳図先生があぶりだしたように、
盆踊りには何か見ず知らずのものが
まぎれこみそうな恐さがちょっとあります。
盆踊りというだけあって、もともとお盆に行われた行事ですから、
ご先祖様の供養の意味もあったのでしょう。
普段厳粛なお寺や神社がにぎやかになり、
参加する人は華やかに着飾ります。
一目見ただけではだれかわかりません。
そのなかには、もしかしたらあの世の人たちも参加していたのかもしれません。

この日は盆踊りの踊り納めだそうで、
現代では純粋に楽しむために、
関西以外からも盆踊り好きな人が集まってくるのだそう。
自由参加だそうなので、
みなさんも踊りの輪に入ってみてはいかがでしょうか?




posted by 実行委員会 オオタ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

奈良の秋の風物詩01 釆女祭り

秋はいいですね〜。
涼しいし天気もいいし、いいことだらけです。
何よりいいのは連休が多いことです。
連休といえば奈良にお越しを!というくらい、
秋も奈良は行事が目白押しです。
そんなわけで、今回は秋の奈良の風物詩をご紹介していきましょう。

ところでこの3連休はみなさんいかがお過ごしでしたか?
行楽に芸術鑑賞に楽しく過ごされた方もいれば、
お仕事にいそしんでいた方もいることでしょう。
わたしは親知らずを抜いて、養生のために
引きこもり生活を送っておりました。
そんな引きこもり生活にも飽きて、さっそく行ってきたのが
9月14日の「釆女祭」です。

釆女祭は、猿沢池のほとりにある釆女神社のお祭りです。
かの昔、奈良に都があった頃、帝に寵愛を受けていた釆女が
帝の愛が薄れたことを嘆き、池に身を投げました。
その釆女の霊を慰めるために、釆女神社が建てられました。
しかし、自分が身を投げた池を見たくはないと、
社は一夜のうちに後ろ向きになってしまいました。
その釆女伝説にちなんで、毎年中秋の名月のころに行われています。

池には龍と鳳凰の形をした2隻の船が浮かびます。
船の上では雅楽の演奏が行われ、
釆女に扮した美女が岸辺の人々に向かって微笑みかけます。
古代王朝の優雅さを感じさせると言いたいのですが、
それは船上だけのことで・・・。
岸辺はカメラマンたちの戦場でした。
船が自分の方にやってくると、一斉に光るフラッシュ!
船の移動にしたがって、一斉に駆け出す!!
シャッターチャンスは逃さないぜ!!!
というお祭りカメラマンたちの熱気にくらくらしてしまいました。

普段は、老人と修学旅行生といちゃいちゃしたいカップルが
亀や鳩と戯れている、いたって平和的な池なので、ご安心を〜。


posted by 実行委員会 オオタ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

奈良の夏の風物詩04

いや〜、早い物でもう9月ですね〜。
夏も終わりなので、夏の風物詩シリーズも
これで終わりにしようかと思います。
読者のみなさんこんばんは。
N.A.P.のオオタです。

以前に奈良の8月15日はイベント目白押しでおススメと
ご紹介しましたが、もうひとつオススメなのが、
8月24日の元興寺の地蔵盆&夢まつりです。
地蔵盆では元興寺の境内にあるお地蔵様に灯明がともり、
極楽坊というお堂の中にも、灯籠がともります。
灯籠には、奈良にあるお寺のお坊さんや
奈良に住む書家や画家によって、
奈良の風景や、夏らしい絵が描かれています。
灯籠のろうそくの灯りで照らされたご本尊は、
いつもより厳かなお顔に見えます。
お堂の外では、お琴や尺八の演奏が行われていて、
目だけでなく、耳も楽しめます。

そして、もうひとつの夢まつりは、舌で楽しむお祭りです。
2004年から始まった新しいお祭りで、
同じ24日の昼間に、元興寺の境内で奈良の飲食店が屋台を出します。
毎年出店するお店やメニューは変わるようです。
わたしが行った2005年は、
お店で食べる半額かそれ以下くらいの値段で、
ふだんは行けないような料亭やバーのごちそうを食べられて、
かなり満足でした☆
もともとおいしいのに、青空の下で食べると、
よけいにおいしく感じるから不思議です。
奈良はせまい街だけど、どうしても行くお店は固定してしまいます。
雑誌やネットだけの情報だと実際に行くのには腰が重くなりがちですが、
実際に味や雰囲気がわかるので、新しいお店が開拓できるのも魅力です。

元興寺はふだんは閑散としていて、5時で閉まってしまいます。
でも、この日だけは、ここぞとばかりに雰囲気ががらっと変わります。
静かな元興寺もいいですが、にぎやかな元興寺もたまにはいいものですね。

posted by 実行委員会 オオタ at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

奈良の夏の風物詩03

子どものころの8月31日といえば、
夏休み最後ということで、この世が終わるくらいに悲しい日でした。
大人になっても、日曜日の晩は同じくらいというか、
むしろそれ以上で、涙でディスプレイが曇りそうです。
読者のみなさん(いるんですか?)こんばんは。
NAPの太田です。

さて、奈良の夏の風物詩シリーズ第三弾は、バサラ祭をご紹介します。
今年はちょうど、この夏休み最後の週末に行われました。
バサラとは、中世に流行した、わざと人の目を驚かせるような
奇抜な衣装やふるまいのことを言うそうです。
バサラ祭では、そんな中世のバサラさながらの扮装をした人々が
軽快なビートの音楽にのり、
「そいや」とか「そら」とかのかけ声に合わせて踊る
ストリートダンスの祭典らしいです。
「らしい」っていうのは、1999年からやっているのに、
奈良に6年も住んだくせに、実は今まで一度も見たことがないので・・・。

そういえば、河瀬直美監督の『沙羅双樹』では、
バサラ祭が、物語のクライマックスとして印象的に登場します。
物語の主人公は、奈良の旧市街に住む少年と少女。
彼らはお互いに淡い恋心を抱きあっています。
しかし、彼やその家族、少女にはどこか暗い影がつきまとっています。
少年の双子の兄は幼いときに、神隠しのように姿を消していたからです。
そんなとき、少年は兄の死亡と母が子どもを身ごもったことを知り・・・。

少女は、ラストのバサラ祭のシーンで、
何かを発散させるかのように、踊ります。
そこに、すべてを洗い流すような夕立がやってきます。
それはまるで、なにかに憑かれていた
少年や少女の心を発散させるような浄化の雨のようでした。

古い家には、因習やしがらみがつきまといます。
そこには必ず、血のつながった身近なだれかや、
遠い過去の顔も知らない、しかし血のつながっただれかの
死がつきまといます。
一方で、家は新しい命が生まれ、育む場所でもあります。
ラストのバサラ祭のシーンは、
少年の兄の弔いの踊りでもあり、
新しい命を祝う祝祭の踊りでもあるかのようでした。

映画を見てから祭にいくと、また新しい発見があるかもしれません。

posted by 実行委員会 オオタ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

奈良の夏の風物詩02

読者のみなさん、(いるんですか?)こんばんは。
今までコメントが来たことがないので若干不安な
N.A.P.実行委員の太田です。

さて、奈良の風物詩シリーズ第2弾は、大文字の送り火です。
京都と間違えてない?
と思われそうですが、
実は奈良にもあるのです。
京都は中世から行われているそうですが、
奈良の方は少し意味合いがちがうみたいです。
というのも、戦没者慰霊と世界平和を祈るために行われているというのです。
点火の前には、お坊さんと神主さんによる
慰霊の行事が行われます。

先日、私も飛火野の方に見に行ってきました。
なんだか物悲しい笛の音が聞こえてくると思ったら、
ご祈祷というか、供養の真っ最中でした。
今年の国の戦没者慰霊式でも、参加者のほとんどは70代とニュースにあったように、
参列者はやはり高齢の人がめだっていました。
中には喪服を着た人もいて、その人にとっては、
ただの形式的な行事じゃないのかもしれません。
ところで、会場の真ん中には小川が流れています。
その川を挟んで、一方では厳粛に戦没者慰霊式典が行われています。
もう一方の川岸には、かき氷の屋台があったり、若い家族連れが
ピクニックシートをひろげてのん気に点火を待っています。
ひとつの川を挟んで、一気に60数年の時空を飛び越えるかのような
シュールな空間でした。

8月15日は春日大社の万灯籠と東大寺の万灯籠と大文字焼きで、
奈良にしてはめずらしくイベントが大結集とでも言う日であり、
一石二鳥どころか三鳥。
この日に奈良に来ずしていつ来るか!とでも言うほどの
かなりお得な日なので、夏に奈良にお越しの際は、
是非この日を狙って来てください。
posted by 実行委員会 オオタ at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

奈良の夏の風物詩01

こんばんは。
N.A.P.実行委員の太田です。
奈良ではようやく燈花会や地蔵盆といった夏のイベントが終わり、
またいつもの静かな夜が戻ってきました。

さて、今回からは4回シリーズくらいで、
奈良の夏の風物詩とでもいうべき数々のイベントを
ご紹介していきたいと思います。

まずひとつ目が、先ほども書いた「燈花会(とうかえ)」です。
燈花会が始まったのは、1999年。
今年で10回を迎えるそうです。
今年はもう終わってしまいましたが、
8月5日から14日まで、興福寺や東大寺や春日大社周辺で
ろうそくのあかりをともすイベントです。
奈良公園周辺というのは、行ったことがある人は
わかると思うのですが、何もありません。
ただ野原が広がっているなかに、
ぽつんぽつんと休憩所や小川やベンチが点在しています。
そして昼間はその風景に鹿が加わるくらいです。
燈花会では、その場所に何千というろうそくの灯りが浮かび上がります。
そのさまは、まるでろうそくでできた銀河のようです。

私は燈花会が始まったころ、奈良に住むようになりました。
当時はわざわざ浴衣をきて見に行くというようなこともなく、
思いつきで自転車で一漕ぎして、よく一人で見に行ってました。
今みたいに、いたるところカップルばかりというふうでもありませんでしたし、
わりと近所の人や一人で来ている人もいたので、
そんなに周囲から浮くこともありませんでした。

火が動くさまを見ていると、
誰かといても、一人でその火と対峙しているような気分になってきます。
子どもの時にキャンプファイヤーなんかで、
最初は歌ったり踊ったりがやがやしているのに、
だんだん、火のはぜる音とか、火の粉の飛ぶ様子とか、
そっちのほうが気になって、気づいたらみんな一心に火を見つめてた。
なんて体験がみなさんもあるんじゃないでしょうか。

そのせいか、一人で見ててもあんまり寂しくないように思います。
誰かと一緒に行くのもいいですが、一人で行っても面白かったです。
盆踊りのように、一緒に参加して騒いで楽しむというより、
しみじみとその雰囲気に浸るようなお祭りだからかもしれません。

でも、そのあと屋台で一杯は、
うら若き乙女の恥じらいがあったせいか、
さすがに無理でした・・・。

posted by 実行委員会 オオタ at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。