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奈良アートプロム2010終了しました

10月11日(月・祝)をもちまして、
奈良アートプロム2010は終了しました。


ご来場者のみなさん、出展いただいた作家のみなさん、
ご協力いただきました店舗関係者のみなさん、
ボランティアスタッフのみなさんに心よりお礼申し上げます。


また、第1回目ということで運営上さまざまな不備があり、
来場者のみなさんや関係者のみなさんにご迷惑をおかけした点につきましては、
お詫びするとともに、今後の課題として改善するように努力いたします。
奈良アートプロムは「トビエンナーレ」として、
2〜3年に1回の不定期開催で続ける予定です。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


会期が終了していない一部のコテンパンダン展はご覧いただけます。
引き続きお楽しみください。

posted by 実行委員会 オオタ at 11:32| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月11日

NAP最終日です

本日10月11日(月)をもって、NAP最終日を迎えました。


ところで、私は夜のカイナラタクシー綿町ビルの姿がとても好きです。
受付の仕事が終わると、
戸締まりをし、屋上の階から順に明かりを消していきます。
その時の少しの楽しみは、
闇の中で窓の外の信号の光をたよりに、
それぞれの作品の姿を眺めることです。


フットペダルを踏むと、ぼんやりと光る塚本さんの作品は、
吸い込まれそうになるくらいの鮮やかさを見せます。
谷内さんの陶器は、柔らかそうなひだと、
白く冷たくどこまでも硬さをもった、
アンビバレントな姿がより際立ちます。
三田村さんの作品は、やっぱり何回見ても
おかしくて吹き出します。
壁の傷をうまく使って展示している藤川さんの作品は、
ビルと作品が一体化しているかのようだし、
同じ部屋にある三好さんのペンギンは、存在感が増します。
noil noirさんの作品は、天井から吊るしてある薄い布を通して、
別の世界に飛び立てそうな気分になります。
となりの部屋の松本さんとクニトさんの作品は、
どちらもロボットや宇宙船を思わせるような、
巨大で、現実離れした作品で、
アニメの世界に迷い込んだような気分になります。


最後に、1階の中橋さんの作品が窓から見えるようにカーテンを開け、戸締まりします。
中橋さんの作品は、闇の中で光を放ち続けます。
それは、棺桶のようにも見えるし、近未来の宇宙船の中にあるような機械にも見えます。
すべて電気を消しても、この作品があるので、
ビルは夜も誰かに手入れされ、「使われている」という気配があります。


でも、カイナラタクシー綿町ビルに明かりが灯るのは、
今日でおしまいです。
奈良が築き上げてきた長い歴史の中では、
この10日間は一瞬だけの幻のようなものだったのかもしれません。
でも、作品たちが夜に見せた一瞬の美しさが、
いつまでも忘れられないのと同じように、
この10日間の出来事も幻ではないのです。


あと数十時間で会場は撤収され、まちから赤い旗が消え、
路地もカフェも廃ビルも、いつもと変わらない空間に戻ってしまいます。
でも、それはかつての場所と同じではありません。
そこにあった作品が誰かの心に刻んだ残像により、
まったく変質しているのです。
一地方都市の小さな試みかもしれません。
しかし、そこには日常や現実や常識の軸をずらす回路が潜んでいるのです。
だから、どうしてもこの瞬間を目撃してほしい。


ご来場、心よりお待ちしています。


posted by 実行委員会 オオタ at 09:58| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[web]トリリウム更新しました

トリリウムのNAPブログ更新しました。


http://www.trillinm.com/NAP.html
posted by 実行委員会 オオタ at 08:49| Comment(0) | メディア掲載・放送情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

終了前のイベント盛りだくさん!!

「しりあがり現象!」終了しました。
当日は雨にもかかわらず、100人近くご来場いただきました。
最初は座って見ていたのが、「OBANDOS」では総立ちに。
最後は会場も割れんばかりの拍手に包まれました。

ご来場の皆さまのご協力のおかげで、
当日は会場での喫煙や事故がなく、
無事に終了を迎えることができました。
ご協力いただいた皆さまへ、改めてお礼申し上げます。


・・・

さて、NAPはあと2日ですがコテンパンダン展関連のイベントは盛りだくさんです。

◯10日のイベント
亜子米・いいだむつみ・うなてたけし・エグチカナコ・小林三悠・高橋秀夫・服部広樹・machi/「時の庭」

・14:00-17:00
・奈良女子大学記念館(旧本館) にて朗読と百年ピアノを使った音楽のパフォーマンスが行われます。


NAP”まちあるき”ガイドツアー

・2010年10月10日15:00〜17:30
・近鉄奈良駅、行基像前に15:00集合
・無料でNAP会場巡り&奈良観光ガイドツアー を行います。


just a party

・10月10日18:00〜21:00
・TEN.TEN.CAFE (奈良市脇戸町19 、0742−26−6770 、http://www.ten10cafe.com/
・参加費2000円(食事つき、ドリンク代別途)


「詩のパビリオン」朗読会

・10月10日17:00ごろより40分ほど作者による詩の朗読会を行います。


擬態美術協会/鍵豪(2人展)「1.GITAI+KAGI / 2人展×2 TYPE:S」
パフォーマンス&パーティー

・10月10日18:00からゲストによるパフォーマンス&パーティーが行われます。


また明日はチャッピー岡本さんのワークショップも行われます。
参加者募集中なので、お誘い合わせの上、ご来場ください。
posted by 実行委員会 オオタ at 10:05| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔会期中の会場紹介〕中尾彩子さん『ならマーチ』:Mary Poppins Pochette横の路地

 こんにちは。えーと、僕は誰でしょう? 会期が始まって以来、喜びと焦りの中で自己と他者の境界が薄れ、全てが華厳の光の中にあるような気がするのは、気のせいでしょうか? まあそりゃ、「がする」のだから、「のせい」なんでしょうね……。えーと、僕は、少なくとも、中村ケイタロウではないことだけは確かです。それだけは確かです。

 さて、三連休初日の昨日はひどい雨で、奈良の街に出歩いていらっしゃる方も少なかったですね。
 僕は朝から一日、奈良学セミナーハウス旧世尊院で、招待作家展『オヤジ山水』(しりあがり寿さん)の受付を担当しておりました。

 いよいよ会期は今日を含めて二日。のこりわずかですが、今日も展示会場を紹介させていただきます。


◆日曜美術感・奈良アートシーン◆
中尾彩子さん コテンパンダン展『ならマーチ』@Mary Poppins Pochette横の路地

 ※(えーと、コテンパンダン展出展者の中に、中尾さんが二人(中尾彩子さん中尾めぐみさん)いらっしゃるのでご注意ください)

 中尾彩子さんには、僕はまだお目にかかったことがありません。僕が目にしたのは作品だけ。それも、会期が始まってから、偶然でした。

 実行委員としてはうかつなことなのですが、MAPに載っている「Mary Poppins Pochette横の路地」というのがどこのことなのか、僕にはよく分かっていませんでした。

 会期初日の夜、本部でのミーティングのあとで、もちいどのセンター街を歩いていて、ふと、NAPのフラッグに気がついたのです。
 それは、板壁の古い家に挟まれた、歩行者がやっとすれ違えるくらいの狭い路地です。前々から好きな場所でした。そこがMary Poppins Pochette横の路地だったのです。

 板壁にピンでとめられた、長い長い作品。
20101010073655

 ああ、これが奈良アートプロムだ。奈良アートプロムというのは、こういうものに出会えるということなのだ。

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 薄い麻布(…だと思う。この方面の知識が皆目無いので……)のような布に、細い線で施されたドローイング。現代的なのにどこか古風で、繊細で、ちょっとずれた表現かもしれないけど、「上品な」作品。
 といっても、取り澄ました感じではなく、どこか、生々しさや蔭のようなものもあります。

20101010073656

 一目見て思い浮かべたものは、中世の絵巻物でした。『信貴山縁起絵巻』とか、ああいうの。大和絵の、あの繊細で大胆な線に似て、日本の木造建築によく馴染みます。(西洋建築がペインティングだとしたら、日本建築はドローイング?)

 昨日まで無かった作品が、路地の歴史を伝えているように見えるのはどうしてでしょうか? 隠れていたものが浮かび上がっている? それとも、偽の歴史?
 しばらく、立ち止まって見入っていました。

 こうして記事で紹介しておいて、変なことを言うようですが、できれば偶然に出会ってみてほしい作品です。

 中尾彩子さん『ならマーチ』の近くでは、NAPオミヤゲ展(OKビル2F、奈良アートプロム本部)のほか、山田陽一さん(藝育カフェ「Sankaku」)大石温子さん(DESIGN WORK STUDIO)梶原美保さん(ベセル)岩本啓史さん(ベセル)芳林裕子さん、山村彩世理さん(パトリ)などのコテンパンダン展が開かれています。どうぞ足をお運びください。

 奈良アートシーンでした。 


 *******(http://home.att.ne.jp/blue/nakamu1973/index.html

posted by 実行委員会 中村ケイタロウ at 08:05| Comment(0) | 会期中の会場紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

薙野たかひろ氏出演キャンセルのお知らせ

本日「しりあがり現象!」に出演を予定しておりました
OBANDOSメンバー・薙野たかひろ氏は、
体調不良により急遽出演キャンセルとなりました。
なお、OBANDOSは予定通り出演致します。
posted by 実行委員会 オオタ at 10:49| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【重要】3連休にご来場予定の皆さまへ

公式MAPに誤りが多く、ご関係の皆さま方に
ご迷惑をおかけしており申し訳ありません。



いよいよ今日から3連休、この間にNAPにご来場予定の方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ご来場の皆さまにお願いとお知らせがあります。


9日(土)から11日(月・祝)にかけては奈良は観光シーズンにあたり、
ご来場者の混雑が予想されます。
特にお車でご来場の方は、駐車場不足が予想されます。
また、10日(日)まで交通規制が行われております。
なるべく公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。


また、奈良アートプロムの会期は10月2日(日)から11日(月・祝)ですが、
コテンパンダン展については会期中無休ではありません。
開催期間についても、会期中に終了するもの、
会期後も開催しているもの、会期後に開催するものと、それぞれの展覧会によって異なっております。
特に1日だけのイベントや会期が短いものについてはご注意ください。


また、会場にカフェ、ギャラリー等が多いので、
開店時間が午後になり午前中の時間をもてあます。
また、ならまちのお店などは夕方閉店のお店が多いので、
夜間に時間をもてあますというご意見をいただいております。


スムーズに各会場を巡っていただくためにも、
ご来場前に、ご覧になりたい展覧会の会期、
定休日、開店時間をモバイルマップ
ご確認の上お越しくださいますようお願いします。



なお、下記の展覧会はすでに終了しておりますので、ご来場の際はご注意ください。

◯すでに終了した展覧会
谷 規佐子「たに きさこ あーと あーと あーと」(map1)、浜 朝子&青木 喜也「遷都1300年 絵画&クラフト展」(map25)、高橋 秀夫  うなてたけし「アンソロ詩”ー」(map27)、渡邊 一空「佛所へようこそ! 〜訪れる人との語らい〜」(map36)、北村 美香「これまで これから」(map46)

posted by 実行委員会 オオタ at 08:52| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〔会期中の会場紹介〕徳田奈穂子さん『旅へ』:ニシガワギャラリー

 こんにちは。中村ケイタロウなのでしょう。そうなのでしょう。
 今日も、会場をご紹介。


◆日曜美術感・奈良アートシーン◆

徳田奈穂子さん コテンパンダン展『旅へ』@ニシガワギャラリー

 可愛らしい女性でありながら、頼もしい「オトコマエ」でもあるという、得がたい個性を有する徳田奈穂子さん。
 奈良アートプロム実行委員会で重要な任務を果たす委員の一人であり、奈良で生まれ育った美術家の一人でもあります。
 徳田さんの展覧会を取りあげた、「仲間褒め」と取られかねない記事をアップすることを、しかし、僕はためらいませんでした。
 彼女が全然知らない方だったとしても、まったく同じようにご紹介したでしょうから。

 徳田さんのコテンパンダン展会場、「ニシガワギャラリー」は、常設の画廊ではありません。路地の奥にある、空き家になっている長屋の一室を、今回の展示のためにギャラリーにしたものです。だから畳敷き。

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(↑こんな路地を入っていく。ちょっとどきどきします)

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(↑NAPのポスターを見て一安心。やっぱりここだ)

 作品は、油彩画。
 描かれているのは、動物。
 それはどのような動物か? 
 たとえば、草食の群生動物……羊、鹿、馬…・・・の、どれでもあるような、どれでもないような。
 個々の「種」の特性を剥ぎ取られた、「類」としての、「動物」。
 ただ「動物」としての存在感やぬくもりや質量感を有した、ただ「動物」である動物。
 だけど、血の通った、体温のある、体重のある、動物。

20101009023509

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 もちろん、奈良アートプロムですからね、奈良公園の鹿のようにも見えます。
 しかし六甲山牧場の羊たちのようにも、モンゴルの草原の馬のようにも見えます。

20101009024317
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 動物たちの姿勢や歩き方が、そこに緩やかな起伏があることを示します。
 そして、同じような色合いの、足の下の畳にも、緩やかな起伏が。床が傾いてるんです。

 日曜日の夕方、強い雨が降っていました。徳田さんのご家族や、鑑賞にいらした方や、近所の方々が、入れ替わり立ち代り、ニシガワギャラリーを訪ねてこられます。コミュニティーが息づいている、その濃厚な気配。

 ふと、来訪者が途切れた時間に、畳のうえにぼんやりと座って、徳田さんのお話をうかがいました。
 考えてみると、徳田さんとゆっくりお話したことは、今まであまり無かったのでした。

 作品についてお話したかったのですが、ついつい委員としての運営の話をしてしまいます。徳田さんはあまり多くを語られない方です。彼女の前で、確かなものとして目の前に存在している作品について敢えて言挙げすることは、なにやら照れくさくもあるのでした。

 油彩の技法についてとか、話していただいてもよかったのですが、まあ、僕は画家ではないから、聞いても分からないし、つまらない気がしました。こういった昔の長屋のあちこちに施された職人仕事とか、そんなことについて話したりします。
 そして雨が上がります。

20101009023508

 ニシガワギャラリーの近くでは、NAPグループ展2010(カイナラタクシー綿町ビル)や、5*seasonさん(京終画廊)武田晋一さん(自宅玄関)擬態美術協会/鍵豪さん(ならまち格子の家)などなど、さまざまなコテンパンダン展が開催されています。どうぞお越しください。

 奈良アートシーンでした。



中村ケイタロウ(http://home.att.ne.jp/blue/nakamu1973/index.html
posted by 実行委員会 中村ケイタロウ at 02:54| Comment(2) | 会期中の会場紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【重要】「しりあがり現象!」予約について

いよいよ「しりあがり現象!」本番当日をむかえようとしています。


お蔭様で、100人近いご予約をいただきました。
つきましては、
予約を締め切らせていただきます。
「しりあがり現象!」ご観覧希望の方は、
当日料金でのご入場をお願い申し上げます。
詳しい情報については、こちらでご確認くださいませ。

http://nara-art-prom.com/event/index.htm#shiri-gen



また、ご来場の方は当日、
会場および会場周辺での全面禁煙にご協力をお願いします。
http://nara-art-prom.seesaa.net/article/165012033.html
posted by 実行委員会 オオタ at 02:16| Comment(0) | 会期中のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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